マーケティング支援に依頼すると費用はどのくらいかかるか|依頼内容別の相場

この記事で分かること
- マーケティング支援の費用は依頼内容によって大きく変わる
- 依頼タイプ別の費用相場
- 費用を正しく比較するための視点
マーケティング支援の費用は依頼内容で決まる
「マーケティング支援の費用はどのくらいですか」という質問は、実は単純には答えられません。依頼する内容によって金額の幅が大きく、同じ「マーケティング支援」という言葉でも月20万円で済むケースもあれば、月数百万円規模になるケースもあるからです。
大切なのは、まず「何を依頼したいのか」をきちんと整理すること。それが出来れば、相場も見えてきます。
依頼内容別の費用相場
中小企業からのご依頼を整理すると、主に6つのパターンに分けられます。
① 戦略アドバイザー・伴走型コンサル:月20〜50万円
マーケティング戦略の設計、KPIの整理、施策の優先順位付けなど、「現場レベルの判断」を支援するタイプです。実行は自社で行うため、費用は比較的抑えられます。
社内に運用担当者や実行できる人材がいて、判断の部分だけを外部に求めたい会社に向いています。週1〜隔週ミーティングなど、伴走型の関わり方が一般的です。
② 本格的な戦略コンサルティング:月100万円以上
経営課題のレベルから入り、事業戦略・市場戦略の設計、組織構造、投資判断までを含めて提案するタイプです。大規模な市場調査や競合分析、定量・定性リサーチが前提になるため、工数が大きく費用も高くなります。
事業そのものの方向性を問い直す局面や、新規事業の立ち上げ、大規模な投資判断を伴うフェーズで選ばれます。
③ 実行支援:分野あたり月15〜50万円
社内の担当者と並走して、実務を進めるうえでのアドバイス、成果物のレビュー、判断の整理などを行うタイプです。作業そのものは社内で行います。
主な分野は以下のとおりです。
- サイト改善・LPO
- アクセス解析・レポート
- メールマーケティング
- SEO
- コンテンツマーケティング
社内に担当者がいて、経験不足や判断に迷う部分だけ外部の力を借りたい会社に向いています。
④ 実行代行:分野あたり月20〜100万円
社内の担当者に代わって、施策の実行そのものを動かすタイプです。分野ごとに費用が発生し、依頼する分野が増えるほど合計金額も積み上がります。
主な分野は以下のとおりです。
- サイト改善・LPO
- アクセス解析・レポート
- メールマーケティング
- SEO
- コンテンツマーケティング
例:SEOとサイト改善の実行を両方依頼する場合、月40〜100万円程度が目安です。
担当者がいない、または人数が足りない会社にとっての現実的な選択肢です。なお、広告運用は別の料金体系(次項)で切り出されるのが一般的です。
⑤ 広告運用代行:広告費の20%が手数料
Google広告やMeta広告などの運用を代行してもらうタイプ。広告費そのものとは別に、手数料として広告費の20%が発生するのが標準的です。
例:広告費が月50万円なら、手数料は10万円。合計で月60万円が目安です。
運用のみを任せる形なので、マーケティング全体の戦略設計は別途必要になります。
⑥ 単発スポット:15〜50万円/回
- サイト診断と改善提案
- 広告アカウント診断
- 戦略レビュー
単発で第三者の視点を入れたい場合の依頼方法です。継続的な費用はかかりませんが、実行は自社で行う必要があります。
「判断」と「実行」を分けて考える
費用を比較するときは、依頼内容を「判断してもらうこと」と「実行してもらうこと」の2つに分けると整理しやすくなります。
- 判断: 何をやるか・やめるかを決める。戦略設計、KPI設計、優先順位付けなど
- 実行: 決まったことを動かす。広告運用、サイト制作、レポート作成など
「判断」だけを外に出すのか、「実行」も一緒に任せるのか。ここが費用に直結します。
よくあるミスマッチは、「判断」を期待して頼んだのに「実行」の提案しか返ってこないケースです。相場を比べる前に、自社に必要なのはどちらなのかを先に決めておくと、費用の妥当性も見えやすくなります。
費用だけで比較しない
相場が分かっても、それだけで支援会社を比較するのは危険です。
同じ月50万円でも、
- 担当者の経験と関与の深さ
- ミーティングの頻度
- レポートの質
- 改善提案の具体性
などによって、受け取れる価値は大きく変わります。
費用が安い会社を選んで成果が出なければ、結局やり直しになります。「費用が妥当な範囲にあるなかで、誰と組むか」を軸にした方が、結果的に損をしません。
まとめ
マーケティング支援の費用は、依頼内容によって月20万円から数百万円規模まで幅があります。
相場を知ることも大切ですが、それ以上に重要なのは「自社に必要なのは判断なのか、実行なのか、両方なのか」を先に整理することです。それが決まってから、費用の妥当性が初めて判断できます。
Owtell Marketing Partnersでは、戦略の判断から実行・改善までを一気通貫で支援しています。まずは自社に合う依頼範囲を整理したいという段階でも、お気軽にご相談ください。